せでぃのブログ

ブログ初心者おいどんのどうでもいい愚痴やどうでもいい愚痴やどうでもいいマメ知識などを披露するチラシの裏です。

火星の長城

火星の長城とその続編、銀河北極を読んだ。アレステア・レナルズには珍しい短・中篇集とのことで、この2冊を通して1つの宇宙の歴史になっている。非常に残虐な内容が多いと思った。というのも、全編を通して「人体改造による未来への環境適応」がテーマの1つになっているからだ。

気になったのが、ネットワーク、ノード、ルーティングという言葉がたびたび(人間の機械化された脳を宇宙規模のネットワークでつなぐという話や太陽系外の生命体である藻類やワームが惑星規模でネットワークを構築しているという話において)出ていたこと。もしやレナルズはネットワーク屋なのかと調べてはみたが、特にそういう経歴を持っていないようなので、あくまで一般的な(Civilization4では人類の不思議の1つになっていた)インターネットの延長としての空想なのかもしれない。