いつぞやまとめてポチったものの感想をば。
amazonの関連する商品を最大限に生かした買い方ですね。えっちぃ履歴がたまに傷ですがw
ロケットガールはどっかで似たような設定見たことあるなぁと思ってたら、笹本祐一のARIELだな。実現可能なレベルまでARIELの風呂敷を畳んだ感じ。
日本通の地元原住民タリホ族の楽天家ぶりとか那須田の傲慢とか、笹本作品を読んでいる気分になりました。
いや、それでも読みやすくて面白かったよ。
女子高生、リフトオフ!―ロケットガール〈1〉 (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: 野尻抱介,むっちりむうにぃ
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2006/10
- メディア: 文庫
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表題作の沈黙のフライバイは、未知の知性体との遭遇を描いており、面白かった。もう少し風呂敷広げてもいいんじゃないかと。
- 作者: 野尻抱介
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2007/02
- メディア: 文庫
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さすが新海誠といったところか? 背景の書き込みが凄すぎて、悲しくて感動で涙が止まりません。
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秒速5センチメートル。主人公タカキの半生と恋愛を描いた作品。
オレを2週間鬱にさせた作品。予想はしてたがこれ程の破壊力とは思わなかった。背景がリアルよりもリアル。あと、各登場人物の魅力も凄くよく出てたよ。
クオリアって言葉あるでしょ。写真は現実をそのまま切り取っているように見えて、実はそうではない。同じ風景を見ても人によって色ってのは変わってくるので、写真はそれを多くの人が好む色や構図にしているだけ。撮影の仕方やフィルムや現像の仕方によっていくらでも加工できるしね。見る人次第書く人次第というところは絵画とそう変わらないものだとせでぃは思ってる。だから日本人は富士フイルムのベルビアが最高に好きな一方、kodakのコダクロームは欧米で売れ続けるという理由はそのクオリアにあると思うんだ。
コダクロームとベルビア
その美化された思い出の背景を描くのが新海誠の真骨頂なのかなと。
大人になったタカキの独白、「ただ生活をしているだけで、悲しみはそこここに積もる。日に干したシーツにも、洗面所の歯ブラシにも、携帯電話の履歴にも。」 ○年前のオレがそこに居た…… そりゃあ鬱になるわなorz
あと、何でタカキの転校先が種子島なんだって感想があったけど、ほしのこえ見てピンときた。監督の趣味だと思われwww
豪華版は時間の無い方にオススメです。まとめて泣いてくださいw
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