せでぃのブログ

ブログ初心者おいどんのどうでもいい愚痴やどうでもいい愚痴やどうでもいいマメ知識などを披露するチラシの裏です。

チャートが左から右に進むのはたぶん間違いない

ここ1日2日で面白かった投資関係の記事をご紹介。めちゃ長いのでスルー推奨。
資本主義がどうおかしいのかについて話す : 大艦巨砲主義!
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大艦巨砲主義は珍しく通貨と経済に関する話。コメ欄もなかなか面白い。

日本の国債の多くは自国民に対するものだから心配ないという説明は歯切れが悪い。クッキーババア並みに増え続けて最後はどうなるの? そこまで説明してくれないと納得がいかん。最悪、徳政令という可能性だってある訳だ。
先日、ビットコインを調べてたら、通貨の価値の担保について考えさせられた。価値のある別の何かといつでも交換できるというのが通貨の価値を担保している。ビットコインであれば、ドルや円。常に担保されないと取り付け騒ぎになる。こないだのビットコインみたいにね。

「自分が納得できる物へ富を流転させる」わかる。ビットコインであれば円だったが、円であれば(政府の無意味な保証は置いておいて)ドルのほかほぼ何とでも交換できる。あなたなら何を求めるかというお話か。おいどんなら食い物だ。
昔から金持ちは分散投資というリスク軽減には頭を使ってきた。根底にある考えはそれに近いように思う。不動産だったりワインだったり貴金属だったり。有意義で且つ安全な資産が作れれば、それに越したことはない。何に代えるかを考えること自体楽しみでもあるし、それはおいおい金が増えてから、自分で考えるべきことかな。

労働問題についても思うことはあるけど、面倒なので割愛。fromdustkildawnさんあたりからの受け売りで、BI(ベースインフラ)を推し進めるべきとか言ってみる。


あとね、この辺のコメが面白かった。

54.名無しさん :2014年02月20日 00:55 id:YEV1Pb7G0
資本主義そのものの問題じゃない。
資本主義の話をするならヨーロッパの封建制から絶対王政への切り替わりと、
それのきっかけとなったキリスト教の価値観にまで話にさかのぼる必要がある。
多分この人は資本主義と貨幣制度をごっちゃにしている。

・紙切れ刷り続けるとどうなんの?やばくね?
→おれも昔はそう思ったけど、すぐに問題ないことを理解した。
 なぜなら、お金を適切なペースで刷って市場に流れる分には、緩やかにお金の価値が下がるけど、
 給与所得者から見れば「昇給」したように「見える」
 全員の給与があがれば、実は自分の全体の中での順位は変わらないけど、自分は豊かになったような「気がする」ので
 安心して将来への投資行動(家をローンを組んで買ったりとか)が出来、それによって経済が回る。
 そのようにしてお金が回りながら緩やかに単価の価値は下がってきたわけだ。

 「昔の100円と今の100円では価値が全然ちがうが、それで誰も困っていないだろう?」

 「緩やかなインフレが良い」といわれるのは、こういう理由からによる。
 要は、労働分配率が一定レベルを維持できるとして、通過供給量が増えることにより
 「給料が継続的に上がる気がする(実際には額面が上がっているだけで、もらっている価値は同じ)」からだ。

 もちろん技術革新が同時に起こることによって、同じものでも、より安く作ることが出来るようになるため、
 実際に生活は豊かになる。

 なんの問題もないだろ?


55.名無しさん :2014年02月20日 00:55 id:YEV1Pb7G0
 今問題なのは、労働分配率が下がっていることと、金融緩和をしても、投機に回ってしまって、
 投資(物理的な設備投資などの意味ね)や実際の生産に回らなくなっていると言うこと。
 だから労働分配率が下がるのだが・・・
 それは結局金融に関する規制を緩めてしまったために、お金でお金を生もうとする人が増えてしまったことが原因による。
 しかし、それで成功した国は無い(イギリスしかりアイルアンドしかり、アメリカしかり)
 結局のところ、問題は、行き過ぎた投機行為を規制して、資金が流動的になりすぎるのを防ぎ、
 リーマンショックのようなことが起こる速度を遅くして対処しやすくすることと、
 その規制によって、お金を儲けるなら、投資や生産にお金が回したほうが良い状況を作り、
 それによって労働分配率をあげ、皆の給料にお金が回るようにすることが必要と思われる。

 要するに頭の部分ばっかりに血液が行ってしまって、末端が冷えて機能不全起こしているので、
 ちゃんとお金を前進にまわすように「規制」しろ、ということ。

 ・お前らってお金、労働、投資という3つの概念についてどう置付けてる?
 ・富の分配の問題とか以前に、金融市場が紙っ切れ山分けしてる現状どう思う?
 →この答えも上に含まれる。

経済予測は嘘だらけ?経済予測本は、昨年をどのように“予測”していたか?煽られる危機(1/2) | ビジネスジャーナル
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NISAの運用を真面目に考えると、短めに見積もっても3ヶ月から半年は買った株を塩漬けにしなきゃならん。それをするには、「最終的には株価が上昇している」必要がある。去年の3月、4月頃であればイケイケドンドンの頃なので、それも信じられたんだろうけど、今この時点でそれを信用できるかっていうと厳しい。
それはここのところの株価の値動きを見てもわかる。NISAの運用がどれほど困難かわかるだろうか。地震予知に等しい難易度だと思う。プロが平気で外す株価予想をどうしろと?



中国のシャドーバンキング問題が驚くほどよく分かる記事まとめ!仮にシャドーバンキングが連鎖的に破綻すれば、アベノミクスは吹き飛びます。 - クレジットカードの読みもの
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新興国、地獄はこれからだ - Market Hack
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中国のシャドーバンキングについて、気になるのは「いつ、何が起こるか」ということなんだけど、これが調べれば調べるほど煙に巻かれるいつもの悩ましい展開。NISAだってビットコインだってそうだ。いつもほんわかした予想しかない。投資関係はいつだって胡散くさい。
先に言っておくと、いつ起こるかというのはどうがんばっても答えが出せない。だって、そもそも何が起きるかわからないし。


・パターン1
そもそも何も起こらない。
どうせ共産党あたりが債権者を消して握りつぶす。だから、そもそも、そんな問題起こらないと予想する人がいる。
わかるけど、それやったらやったで、中国国内が大混乱になる。共産党って自国民、特に中産階級の不満には敏感だと思うんだよね。日本バッシングの時も青島のデモは行き過ぎだと共産党自ら思っているんじゃないかな、三中全会の内容とかタイミングを見ると。だから国内の不満を高めるような下手な策は打たないと思う。

・パターン2
大したことない。中国国内の投資家、証券会社、銀行、地方政府、中央政府が軽微な損をして、海外には影響なし。あるいは、上海の特区でのブレークスルーや銀行金利規制緩和が功を奏して未然に防止。
想定したり準備する必要がないのでスルー。

・パターン3
日本のバブル崩壊リーマンショックの何倍もの経済危機が来る。
最悪を想定するならこれか。中国当局の公式発表が信用できず、GDPを水増しして発表する管理できてない国なので、どうしても不安は大きくなる。社会主義のお手本となるソ連も崩壊済みですし。
想像するに、不動産バブルの崩壊、企業の倒産、銀行の取り付け騒ぎ国債の増発が、規模に応じて長期間、連鎖的に起こる可能性が考えられる。
投資家や金融関係であれば大いに影響あるだろうが、人民元の日本への影響度という点であまりピンと来ない。100円ショップとか中国に工場がある日系企業に影響あるくらいか?

さて、問題はその先。国債を増発した後。IMFが中国や国営企業を救済したりできるの? 中国は外国に協調融資を頼めるの?
全くわからん。規模も大きいのか5.23より小さいのか、本当のところは誰にもわからない。



なんつーか、調べていろいろ考えたけどムダだった。シャドーバンキングは特に振れ幅デカ過ぎて掴みどころがない。明日も上か下かの通常運転で、チャートは左から右に進むとしか言えない。

あんままとまってなくてすまん。もういい、推敲面倒い。