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せでぃのブログ

ブログ初心者おいどんのどうでもいい愚痴やどうでもいい愚痴やどうでもいいマメ知識などを披露するチラシの裏です。

古川日出男のベルカ、吠えないのか?紅玉いづきのミミズクと夜の王

ベルカ、吠えないのか? (文春文庫)

ベルカ、吠えないのか? (文春文庫)

 第二次大戦の終戦あたりから近現代(ソ連崩壊、AFB(ロシア連邦保安局)登場あたり)まで、主に東側にスポットを当てた歴史と宇宙犬、軍用犬、警察犬のお話。犬同士が喋ったりするので、人間の歴史以外はフィクション。
 犬の話とは言っても、世代交代が激しく世界中あちこちに話が飛びまくるので、よっぽどの犬好きでもなければ感情移入は難しいかも。歴史と犬の話と並行して、ロシアン・マフィアとチェチェン・マフィアの抗争を煽る謎の老人の話が進んでいきます。タイトルを聞いてティーンと来る人は来るでしょう。スプートニク2号に搭乗したライカ、スプートニク5号に搭乗したベルカ、ストレルカが影の主役です。
 話はそんなに引き込まれなかったけど、ラストの目的が個人的に好きです。
ソ連の宇宙犬 - Wikipedia


 奴隷少女のミミズクと魔物の王の話。
 人間の社会に居た頃の記憶が曖昧な鎖を引きずった少女が静かな魔物の森で魔物の王に会い、その魅力に惹かれて魔物の王もまんざらではないご様子。
 誰も悪くないのに、みんなが徐々に心の傷を広げていく。おとぎ話風に仕立てたド直球ジャパニーズファンタジーといった感じ。



 今回はどちらもあまり没入できなかった。残念。