金のなる木
今日もネタ切れだ。
今に至るまでその存在をすっかり忘れていた。金のなる木である。
おやじが記念に貰っただか買ってきただか、えーっと入手した経緯は忘れてしまったけど、とにかくある日おやじに連れられてこの木は我が家にやってきた。
当時は誰にでも思いつく成金趣味のくだらねぇ土産物だなぁと思って気にも留めなかったもんだが、今となっては、非常にストレートな気持ちで造形しており、よろしいとさえ思う。ネタ切れで突然思い出したんだ。これ単体では別に儲けになるものでもないけど、面白いし取っておくもんだ。
世間は断舎離断舎離騒いでいるけど、欲しいものは思い立った日に買って大事に取っておきべきだ。うん十年もすれば誰かが懐かしんでくれるだろう。
ずっと慣れ親しんだものとしばらく離れるとそれが何であろうと懐かしくなるね。