物品管理という課題をくどくどと
今の職場で改善したいことはほぼやった。検索が必要な書類のエクセル化。勤務歴の長い人間から口頭でしか伝わっていない情報のマニュアル化。NASのリプレースとバックアップ計画。ログイン情報の一元管理化。個人的には書類と判子を減らしたいが、正直、お役所というしがらみのせいで、その辺は無理だすな。
次に考えているのは物品管理。売り物ではない。ただ、本来、うちの持ち物ではないものが多いのだ。これが今もっとも悩んでいること。引き継ぎの時点で、この備品一覧はスパゲッティ化してて現状と合ってないよという前任者からのありがたいアドバイスをいただいた。
築40年、敷地面積20,000m2くらいの場所で、倉庫が敷地内のあちこちに分散しており、大きいものから小さいものまで、数も種類も多いのだ。棚卸しはたかだか年1回だけなので、金をかけたくない。しかし、工数は減らしたい。
細かいものというと、バドミントンシャトルや文具などがそれにあたる。しかし、指サックの在庫管理は必要ないし、シャトルにどれだけ小さくてもシールを貼る訳にはいかない。会議室で使う長机や折りたたみ椅子なども悩ましい。会議室と倉庫はいっぱいあって確実に備品扱いになるのだが、どの長机をどこに置いているかという情報が一切ない。
結局、何をどこまで管理するかというところで悩んでいるんだろうな。おいどんは。
単純に考えればRFIDだ。しかし、年に1度の棚卸しのための出費は避けたい。それに、識別するための備品シールや備品一覧は既にある。備品一覧に置き場所の属性を付けるのが先か。理想を言えば、物品の画像データも一覧から引き出せるようにしたいがそこまでリッチ化すると、IT弱者どもが引き継げなくなって、おいどんが異動した途端にオーパーツ入りは間違いないだろう。
何とも悩ましいことよ。