せでぃのブログ

ブログ初心者おいどんのどうでもいい愚痴やどうでもいい愚痴やどうでもいいマメ知識などを披露するチラシの裏です。

俺は何も買わなかったけどね

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 APコントローラだった。業務用のネットワーク機器、いいじゃないか。


 業務用の機械の例にもれず、こういう機械は独自のコマンド体型で独自の規格がある訳。ルータでもアプライアンスサーバでも、基本はIEEEとかRFCと言う共通ルールに沿った動きをするように設計・プログラミングされてるの。DHCPだったらRFC2131とかね。でも、それだけじゃ他のメーカーとの差別化ができないから、+αで独自規格を入れてくる訳。メーカーがひた隠しにして仕様です仕様ですと連呼するバグもあったりする訳。だから、メーカーが異なる機械を組み合わせようとすると公式の動作保証はないの。大手の会社であれば、会社に検証用の機械と検証ルームがあったりするの。インフラSIerの設計って、図面を引くことじゃないの。こういう機械の組み合わせをイメージ通りに動くように、組み合わせて設定できるようにセット販売することなの。決して、ドラクエ3の買う権利を持つものはバンゲリングベイを買う義務が発生する訳じゃないの。低レイヤーだと消費電力の概算とか電源のバックアップ系統とかサーバラックの耐震・免震の設計とかルーティングの経路図とかを考える訳。どこの地域のサーバ室にサーバを置くと安上がりか、バックアップの回線が引けるか、遅延が少ないか携帯キャリア(ISP)に相談したりするの。保守サポートもたまーに考えたりするの。YAMAHA RTはいいルータだけど、海外で使おうとするとオンサイト保守がないの。大連とかマニラ支社で障害が起きても、誰も駆けつけてくれない訳。


 中小企業で検証する環境がなかったり、触ったこともない機械は自由にいじってみたいんだよ。フルスタックエンジニア()っつっても、経験のないモノは扱えないんだから。パンフレットの売り文句だけを信じて、お客さんに自信満々で提案するのは設計の苦労もトラブルシュートもしない営業のバカと一年目の新人だけなんだぜ?











 っていうおっさんの愚痴を真に受けて実現したのがOpenFlowって技術なの。
http://www.tech.nagoya-u.ac.jp/event/h26/Vol10/hon_secur/P14-JOU-3-s.pdf