せでぃのブログ

ブログ初心者おいどんのどうでもいい愚痴やどうでもいい愚痴やどうでもいいマメ知識などを披露するチラシの裏です。

原発汚染水の破局シナリオ

アンカテ-東京電力社員らしき人が福島第一の絶望的な状況を本音で語る
アンカテさんが面白い記事を出してきたので呼応してみる。
20130828修正:青地箇所と打ち消し部分。
20130831追加:NHK、togetterのリンク追加。
20130903追加:参考にアンカテさんリンク追加。


おいどんは危険厨だけど、そんな真剣に考える方ではないから、今回はちょっとタイトルと書き出し方を悩んだ。そんな大した話ではないんだ。


福一が深刻な事態にあることはたぶんみんな、今更言わなくてもわかってると思う。はいはい、食べて応援食べて応援という返答が予想できる。まずはさらっと認識合わせをしてみるね。今回は主にこのニュースをテーマにしているんだ。
大地震・前兆・予言.com-福島第一原発の汚染水流出で海外メディアの反応 「解決不能なのでは…」「非常に深刻」
togetter-海外から見た福島原発事故(アメリカ編)


そう、汚染水の処理の話。メルトダウンからずっと続いてる話。最近、レベル3だとか異常事態だとか騒いでいるけど、またかと思わないで欲しい。今回は可能性の話じゃないんだ。もう打つ手がないのでごめんなさいという話なんだ。たかが水ごときで何を騒いでるんだって思うでしょ? 海外のメディアが騒いでいる理由は、破局シナリオをどこのスーパーマンが解決してくれるんですかねってことだと思う。海洋汚染はいつ止まるんですかねって憤りだと思う。その一方、別な懸念もあるらしい。最初のアンカテさんの記事を読んでて、最近読んだ破局シナリオを思い出したんだ。これ。
大地震・前兆・予言.com-放射能 タンク汚染水漏れで始まる... 「破局シナリオ」


早い話、進入不可地形が増えて、原発自体の冷却ができなくなって、最終的に総員撤退ってことになりますよ、と。
未来が進む方向は現時点で決まったとおいどんは思ってる。福一にある原子炉は1つ残らず再臨界or臨界する。これはもう避けて通れないみたいだ。IAEAだけじゃなくて、東電の中の人も白旗を挙げたのねってこと。誰にも解決できないので、この破局シナリオは避けられないだろう。最後にある福島第二からの撤退ってのは相当悪い連鎖がないと無いんじゃないかとは思うけど。


ただ、日本の大多数には直接関係ない話だから安心して欲しい。即死する範囲だって半径1kmにもならないでしょ。時期だって将来必ず起きるっていうボンヤリしたことしか言えない。
政府が避難区域30kmにこだわった最大の理由はいわき市。福一の丁度半径30kmに磐城国道事務所やいわき税務署等々を抱える大きい街がある。今回はそこが丸々ゴーストタウンになりそう。人口30万人の避難先を考えないとね。


何か打つ手はないのかと思うのであれば、せいぜいアメリカとフランスの支援申し出を丁重にお断りした前政権を恨んで欲しい。
Chikirinの日記-福島の原発事故処理に世界の知恵を
チキリンさんは普段はいいテーマを持ってくるけど、今回ばかりは遅過ぎると苦言を呈させてもらう。もう手遅れだから……。


参考)
NHKweb特集-追及解説・原発汚染水漏れ問題
アンカテさんでは、臨界はそうそうしないんじゃないかと考察されてます。
アンカテ-放射能はジワジワやってくる