ch.nicovideo.jp
ファンタジーを剣と魔法の異世界モノと捉えると、大変なのは魔法だけではない。剣の斬り合いの描写や庶民と貴族の日常生活、気候風土、動植物の生態系、物流、経済、貨幣、軍隊の近代化具合、ファッション、人や街の命名規則、暦などなど世界観を下支えしているモノ全てを考えておかなければと言う強迫観念にかられてしまうところかな。
でも全て一から考えておこうって考えはプロットの作り方みたいなので、ダメだしされていたように思う。要は描写したい主人公の時系列や移動地点の周辺だけ作って、あとは読者のご想像に丸投げしてしまえということだったような気がする。
それに真っ向から刃向かったのが「王立宇宙軍 オネアミスの翼」だと思う。どちらかというとSFに分類されるのかもしれないけど、確実にやり過ぎだ。文字や貨幣、人名、工具ですらオリジナルである。事前に考えておくに越したことはないけど、楽しければあとだし設定でいいんじゃねーの?