できるだけ簡潔に説明してみるよ、うん。おいどんは基本的に頭悪いから勘弁な。
20131102修正:記事をザックリ削りました。
20130728記事全体を修正。思い込みとか間違ってたとことか直しました。
20130704追記:SBI証券ではサイトデザインが大幅に変わり、ほぼ全てのチャートで多数のテクニカル指標が追加されましたので、後で記事直します。一目均衡表とかも普通に出るようになりました。
・移動平均線(Moving Average、MAとも)の定義
何日間かの終値の平均値。
・何日間って何なの
いろいろあるけど、5、25、200日あたりがメジャーらしい。それぞれ、5=週、25=月、200=半年と捉えるとわかりやすい。
株初心者のための優しい用語集-移動平均線とは(いどうへいきんせん)
・移動平均線を利用する目的
今、株価が上に向かっているのか。下に向かっているのか。また、その強さは。といった現状の方向感の認識と若干の未来予測に使う。前述の何日間かというところによって、短期予測か長期予測かといった使い分けができる。
・移動平均線のメリット
メジャー。これが一番デカい。大抵のチャートなら大体付いてくる(はず、SBI証券だとついてくるんだ)。チャートに機能として付いてこないテクニカル指標も多く、最悪、自分でデータを落として自分で計算して自分でグラフ化する必要がある。移動平均線の場合、そういった手間がない。
・なぜ終値なのか、だから移動平均線とは何なのか
終値の採用に特に深い理由はない模様。始値だっていいけど、移動平均線と呼ばれるものは終値で計算するというだけ。移動平均線については、過去の一定期間の平均値を「後追いする形で表示すると、なんか基準に見えるね」というだけかと。
だから、移動平均線はそもそも何を意味しているのかという問いには答えられない。
・チャートに落とした移動平均線とその使い方
図1)NYダウ6ヶ月の日足(ローソクチャート)
図2)NYダウ6ヶ月の日足(ローソクチャート)に、25日の平均線(紫色)を入れている
2つの図を見比べてみよう。図1の実際の株価だけグラフにされるよりも、図2のチャートの方が規則性があるように見えないだろうか? 移動平均線を挟んでローソクチャートが上下しているように見えるだろう。
移動平均線の目的とは正にそれだ。株価は波動とよく言われるが、ぶっちゃけると、株価の場合、波動というよりブレだよな。上にも下にもオーバーシュートする。そのブレの中にあってもトレンド(方向性)とかブレの程度をイメージ・予測し易くするためにあると言っていいんじゃないかな。
・その他の移動平均線と比較
図3)JASDAQ6ヶ月の日足(ローソクチャート)に、25日の平均線(紫色)
図4)東京電力(9501)6ヶ月の日足(ローソクチャート)に、25日の平均線(紫色)
2つ貼ってみた。
JASDAQ(図3)の5月くらいまでのグラフが非常に美しい。移動平均線に触ったらすぐ反転するという法則が一目瞭然。一度手を出して見たけど、本当うまく勝てた。これなら予測しやすいよね。
最後は図4。東京電力を例に挙げてみたけど、この移動平均線は個別銘柄でも必ずといっていいほどチャートに付いてくる指標なのです。
・雲
転換線(過去9日間の高値+安値)÷2、基準線(過去26日の高値+安値)÷2等々の補助線を使って、相場のトレンドと抵抗・反発の有り無しを見やすくした一目均衡表というテクニカル分析で出てくるもの。
要は、「雲」があるところは反発しやすいし、雲をどちらかに抜ければ同じ動きを続けやすいよって話。
FXの一目均衡表は雲の存在で直感的にわかりやすいテクニカル指標
・窓
窓埋めという経験則的な動きがあるという話です。僕はこの窓埋めについてはかなり懐疑的です。一応知っといてもいいのかなぁと。説明はリンク先読め。
株初心者の株式投資入門株猫ネット-窓ってなあに? (窓をあける・窓をうめる)
ググろっか。