ワンダフルライフの阿川佐和子さんのインタビューが面白かった

　夏風邪でダウンしておりました。激マズの漢方薬とポカリで過ごす日々。

　ワンダフルライフというリリーフランキーと山岸舞彩が司会を務めるフジのインタビュー番組なんですが、阿川佐和子さんは阿川弘之のご息女なんですね。作家のご家庭ってのは想像通り凄まじいもんでして、大黒柱である父の機嫌がルールだったんだそうです。ゲゲゲの女房とはぜんぜん違うね。

　割愛して、私は何者なんだろうという問いが印象的でした。
　僕らからすると、ニュースキャスターとして一流じゃないですか。それでも阿川さんに言わせると政治とか社会、福祉などなど個々の専門的な話に切り込む知識はないので、報道という括りの人間ではないと思っており、週刊文春で著名人の話を聞きだすインタビュワーを続けており、その仕事に喜びを感じている、と。だから、自分は何が専門か何者かという意識はないんだそうです。やれる範囲で新しいことにチャレンジし続けた結果、今があるとおっしゃっていました。リリーフランキーもその辺同意。得意分野を１つ持てという格言は気にしなくていいというスタンスの方でした。

　真に受けておいどんもとか思うほど自惚れてはいません。阿川さん、相当な才女であることは疑いようがないですからね。生い立ちから現在に至るまで面白い話にまとまってましたよ。阿川佐和子さん自身が未だ独身ということもあって、全体的に肩の荷がおりるような構成でした。

　再放送でもあればご視聴あれ。