VPNを調べたり質問されたりして、改めて
「だからVPNって何なのよ?」
って怒りに似た疑問が湧き上がった。
問題は、VPNのカテゴライズがほとんどされてないことにあると思う。
「VPNの種類は?」
こういう質問をすると、いろんな答えが帰ってくると思うけど、カテゴリーが統一された答えはほとんど望めない。
1つのカテゴリーで答えると1,2個上げたら無くなってしまう。
カテゴリーなど気にせず、これこれこう言う使われ方のVPNがありますという答えが模範解答なんだと思う。
(それにしたって、どれだけの数を上げたら本当の正解になるのか見当もつかないが…)
現状、効率的な学習という意味ではカテゴリーを気にしないのが正解ということだろうか。
何を言いいたいのかと言うと。
本来的に言えば、用語の後ろにあるカテゴライズの視点が異なるんだから、「VPNの種類は?」の回答としてこの3つを並べる
のは間違ってるし、「VPNってどんなものがあるの?」と質問を変えたところで、微妙におかしい回答だよねってことだ。
「ケーキってどんな物があるの?」って質問に対して、
「ショートケーキ」と「生クリーム」と「3時に食べる」って回答はチンプンカンプンだろう? ってことだ。
一方、VPNのテキストはと言えば、
VPNって何だろう?→まずはどんなものがあるか見てみようか→こんなものがあるよ
で上の3つを含めた諸々の例を一緒くたに上げる場合が多い。特にVPNの近況を説明するような本にこの傾向があると思う。
もう少し体系立てて整理できないの? ってところを問い詰めたい。
かと言ってVPNという括り以外でうまく括れそうな言葉が無いのも確か…。
VPNという技術が急激に充実したせいで、VPNという用語の意味も包括的に成り過ぎたってことか。